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25ためす
ピア・インストラクションで答えを更新する教えるスキルのイラスト

ためす思い出し、比べ、使って、考えを更新する

ピア・インストラクションで、答えを更新する

教師は、個人回答、理由の話し合い、再回答の後に、答えと大切な理由を確認します。

目安:8〜15分

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

WHEN

使う場面

  • 学習者が、答えを知っていても、なぜそうなるかを十分に説明できずにいるとき

HOW

進め方

  1. 教師は、理由を考える問いを出し、学習者に一人で答えてもらいます。
  2. 教師は、ペアで理由を比べた後、学習者にもう一度一人で答えてもらいます。
  3. 教師は、答えと大切な理由を解説し、理解を確かめます。

EXAMPLE

具体例

物体の温度と、触れたときの感じ方を考える場面です。教師は、手の温度が20℃より高いことを前提に、「同じ部屋に置いて、どちらも20℃になった金属と木に触ると、金属の方が冷たく感じます。なぜでしょう」と問います。

A.金属から「冷たさ」が手へ移るから。

B.手から熱が移る速さが違うから。

学習者は一人で答えと理由を考え、ペアで理由を説明し合った後、もう一度一人で答えと理由を示します。理由を確かめた結果、答えを維持しても構いません。

最後に教師が回答を確かめ、正答はBと説明します。物体の温度は同じでも、金属では手から熱が移りやすく、手が冷えやすいため冷たく感じます。

LOOK FOR

確認する反応

  • 教師は、学習者が最初の答えに理由を添えられるかを確かめます。
  • 教師は、話し合い後の学習者の説明から、根拠が詳しくなったか、誤解が修正されたかを確かめます。

CAUTION

注意点

  • 教師は、多数派と同じ答えにすることを目標にしません。初回回答前に正解を示さず、話し合い後には答えと理由を確認します。

WHY

このスキルの背景

認知的葛藤ピア・ラーニング概念理解

ピア・インストラクションは、概念を問う問題に個人で答え、理由を話し合い、再回答して理解を確かめる方法です。参照研究は主に大学の物理授業を扱っています。

このスキルでは、他の科目にも手順を応用します。答えを変えたこと自体ではなく、理由の理解を大切にします。

BOOK

書籍で読む

『教育工学が明かす 大人の教わる技術』(BOW BOOKS)

RESEARCH

関連する研究

授業への応用の仕方は、研究を参考にしたこのサイト独自の提案です。

一部を参考

Crouch & Mazur2001

Peer Instruction: Ten Years of Experience and Results

American Journal of Physics

ピア・インストラクションを扱う研究です。ここで引用した実践は、主に物理の授業です。

論文を見る
関戸先生の自画像
関戸先生からの GOOD/MOTTO

GOOD教師は、個人回答、理由の話し合い、再回答の後に、答えと大切な理由を確認します。

NEXTスキル19との組み合わせ案:条件で2つの方法を比べる。

LOOK教師は、学習者が最初の答えに理由を添えられるかを確かめます。

MOTTOうまくいかないときは学習者を責めず、まず次の点を見直しましょう。教師は、多数派と同じ答えにすることを目標にしません。初回回答前に正解を示さず、話し合い後には答えと理由を確認します。

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

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