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12わたす
丸と四角のボタンと、そのすぐ横の対応する記号を目立たせた録音機を指す講師と、そこへ目を向ける学習者

わたす理解に必要な情報と考え方を、分かりやすく伝える

要点とつながりが伝わる見せ方にする

伝えたい情報を絞り、大事なところを目立たせます。図を使うときは、対応する説明を近くに置き、どこを見ればよいか分かるようにします。

目安:既存の説明・課題の中に組み込む

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

WHEN

使う場面

  • 学習者が、スライドや資料の情報の多さに迷っているとき。図を見ても、どの部分について説明しているのか分からないとき。

HOW

進め方

  1. 今回伝えたい要点を決め、理解に関係しない文章や飾りを減らします。
  2. 見出し・位置・太字などを使い、大事なところが分かるようにします。
  3. 図を使う場合は、名称や短い説明を対応する箇所の近くに置き、その部分を指し示しながら説明します。

EXAMPLE

具体例

録音機の使い方を、スライドで説明する場面です。

講師は、今回使う「録音」と「停止」のボタンを図の中で目立たせ、それぞれのすぐ近くに、名称と働きを短く添えます。今回扱わない機能の詳しい説明や飾りは外し、操作に必要な情報は残します。

学習者には、図を指しながら「録音を始めるときと、終えるときは、どこを操作するか」を説明してもらいます。

LOOK FOR

確認する反応

  • 大事な情報と補足を区別し、要点を説明できる。
  • 図のどの部分に説明が対応するか分かり、その働きや関係を説明できる。

CAUTION

注意点

  • すべてを強調せず、注目してほしいところを絞ります。理解に必要な条件や文脈は残します。

    図の周囲を長い説明で埋めないようにします。図が必要ない内容には、無理に追加しません。

WHY

このスキルの背景

SignalingCoherenceSpatial Contiguityマルチメディア学習

マルチメディア学習では、要点へ注意を向けるシグナリング、理解に関係しない情報を減らすコヒーレンス、図と対応する言葉を近くに置く空間的近接が、それぞれ別の原理として検討されています。

このカードは、それらを見せ方の工夫として組み合わせます。統合した手順全体が、一つの研究で直接実証された技法だとは扱いません。

BOOK

書籍で読む

『教育工学が明かす 大人の教わる技術』(BOW BOOKS)

書籍スキル32『現場の言葉に翻訳する』と関連します。相手が受け取り、使える形に整えるという考え方を、教材の見せ方に生かしています。

RESEARCH

関連する研究

授業への応用の仕方は、研究を参考にしたこのサイト独自の提案です。

内容が対応

Mayer2017

Using multimedia for e-learning

Journal of Computer Assisted Learning

要点の強調、不要な情報の削減、図と対応する言葉の近接を、別々の原理として扱っています。統合した手順全体の効果を直接検証した研究ではありません。

論文を見る
関戸先生の自画像
関戸先生からの GOOD/MOTTO

GOOD伝えたい情報を絞り、大事なところを目立たせます。図を使うときは、対応する説明を近くに置き、どこを見ればよいか分かるようにします。

NEXTスキル14との組み合わせ案:本題に必要な言葉や要素を先にそろえる。

LOOK大事な情報と補足を区別し、要点を説明できる。

MOTTOうまくいかないときは学習者を責めず、まず次の点を見直しましょう。すべてを強調せず、注目してほしいところを絞ります。理解に必要な条件や文脈は残します。 図の周囲を長い説明で埋めないようにします。図が必要ない内容には、無理に追加しません。

お気に入りに追加したスキルは、あとから組み合わせて授業をつくれます。

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